世界地図に見る「お国事情」・・・

池上彰の学べるニュース」は、政治、経済の分野を分かりやすく解説してくれ、最近のテレビの中では、「てぬきそば」一押しの番組です。芸能人がやたら多く出てくるクイズ番組は、見ている側にはちっとも面白さが伝わってこないと思っていましたが、この番組は、視聴者も一緒になって勉強できる点で良いと思います。番組の中で、池上彰さんが言っていたのですが、取材で世界中に仕事で行ったときに必ず買ってくるのが、その国が発行している「世界地図」とのことです。
私たちがいつも見ている世界地図は、日本が中心にあり東に太平洋が広がりその向こうに北米大陸南米大陸陸があり、西側にユーラシア大陸とヨーロッパその下にアフリカ大陸という構図になっています。しかし、アメリカの地図は、南北アメリカ大陸が中心にあり東側に大西洋を挟んでヨーロッパ大陸がひろがり、西側に太平洋を挟んで日本、ユーラシア大陸という構図になります。そのことによって、その国が作る世界地図にも微妙な違いが見え隠れしています。
 
「世界地図で見る北方領土」 日本の領土であるはずの「歯舞・色丹・国後・択捉」の北方四島、いわゆる北方領土は、ロシアの世界地図では、ロシアの領土として記されています。このように、領土問題では世界の国によって、どちらの領土になっているか違う場合があります。例えば、この北方領土に関して言えば、ロシアと韓国の世界地図ではロシアの領土として、中国の世界地図では日本の領土として描かれています。
このようなことは、世界中どこにでも見られることのようですが、「池上彰」さんが、言ってたように宇宙から見た「地球」には、青い海と大陸しかなく、国境線も、それぞれに色分けされたの国もない。地球環境問題でCO₂削減を世界中の国が一緒になって考え、行動して行こうとする今、国家という姿も変革を迎える時期にきているのではないでしょうか。
 「いつまでもあると思うなわが地球」 〜永遠などない世〜
≪3月27日≫
朝食 待夢にて とーすと、クリームコロッケ、ハンバーグ、サラダ、コーヒー
昼食 ヨーグルト
夕食 刺身、枝豆、焼き魚、サラダ、きんぴら、日本酒(二合)